【完全ガイド】薄毛・AGA治療の種類と費用は?おすすめの治療方法を解説!

薄毛治療を始めたいんだけど、何から始めればいいかわからないんだ…

本記事では、このような方のために、薄毛治療のための最低限必要な知識を伝授したうえで、最適な治療方法をお伝えします。

この記事でわかること!
  • 「薄毛」は頭髪が薄くなること! 「AGA」は男性ホルモンが原因の脱毛症のこと!
  • AGAはジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉の男性ホルモンが原因で起こる!
  • AGAは生え際やつむじ周辺が薄くなっているか、家族・親族に薄毛の人がいるかで判断する!
  • AGAは「投薬治療」、「注入治療」、「自毛植毛」で治療する!
  • おすすめの治療方法は「投薬治療」!
  • 半年~8ヵ月で薄毛が改善した事例を紹介!
目次

「薄毛」と「AGA」って何が違うの?

「AGA」ってよく聴くんだけどどういう意味?薄毛ってこと?

CMなどでよく「AGA」と耳にするようになりましたが、おそらく「薄毛」と「AGA」を混同している人もいるのではないでしょうか。

薄毛治療を始めるためにも、まずは、基本的な知識を身につけておきましょう。

「薄毛」は頭髪が薄くなること

薄毛」とは、様々な要因により髪が抜け落ちたり、細くなったりして、頭髪が薄くなること全般を指した言葉です。

日本では、人口の1割、つまり、約1,200万人が薄毛に悩んでいます。

薄毛になるタイミングは人それぞれです。

10代後半という若さで薄毛になる方もいれば、60歳を過ぎてもフサフサの方もいます。

自身の薄毛に気づくタイミングも人それぞれです。

  • シャンプー時の抜け毛が増えた気がする
  • 朝、枕元に落ちている抜け毛が増えた気がする
  • 抜け毛が短く細くなった気がする
  • 髪のボリュームが減った気がする
  • 髪のセットがなかなかキマらない
  • 生え際が後退しているような気がする
  • 地肌が透けて見えるようになった
  • 家族や友人に薄毛を指摘された

ちなみに、私は30歳頃から薄毛が気になり出しました。

元々、髪が細く猫っ毛で、父親も祖父もハゲていたので、将来ハゲるかもなぁ・・・と思ってはいたのですが、30歳になって友達と一緒に写った写真を見た時に、自分の前髪だけがスカスカになっていることに気づいたのがキッカケでした。

上が当時の写真です。

真ん中が私ですが、明らかに前髪がスカスカです(笑)。

今だから笑えますが、当時は「キテるなぁ」、「そろそろヤバイなぁ」とかなり深刻だったと思います。

たぶん一緒に写ってる友達も「アイツ、ハゲてきたな」と思っていたと思います(笑)。

「AGA」は男性型脱毛症のこと

では、よく耳にする「AGA」とは何のことでしょう?

AGA」とは、「男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)」の略称です。

「Androgenetic」は男性ホルモン、「Alopecia」は脱毛症という意味なので、正確には「男性ホルモン型脱毛症」と呼ぶべきかもしれません。

薄毛の中でも、男性ホルモンの働きによって、主に成人男性を対象に生じる脱毛症のことを指します。

男性ホルモンの影響を受けやすい「生え際」や「つむじ周辺」が薄くなるのが特徴で、20歳以上の成人男性のおよそ30%に発症する病気とされています。

「薄毛」の中でも男性ホルモンが原因の薄毛が「AGA」ってことだね!

AGA以外の薄毛

多くの薄毛には、この「AGA」が関わっていますが、AGA以外の薄毛も存在します。

例えば、下記のような病気があります。

  • 円形脱毛症
  • 代謝異常性脱毛症
  • 神経性脱毛症
  • 圧迫性脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • 粃糠(ひこう)性脱毛症
  • 脂漏性脱毛症
  • 薬剤性脱毛症
  • びまん性脱毛症

また、女性が発症する女性型脱毛症「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」というものもあります。

本記事では、主に男性型脱毛症「AGA」を扱ってについて記載します。

AGAのメカニズムって?

AGAってどういうメカニズムで髪が抜けるの?

AGAには、「テストステロン」という男性ホルモンが関係しています。

テストステロンは、筋肉や骨を強くしたり、集中力やモチベーションなどの精神面を向上させたりするなど、男性らしさを表現するためには必要不可欠なホルモンです。

いわゆる、善玉の男性ホルモンですね。

このテストステロンは95%が睾丸(精巣)で、残る5%が副腎で分泌されます。

その後、血液にのって全身を循環し、やがて肝臓で代謝され、尿中に放出されます。

このテストステロンが直接薄毛を引き起こしていると思いきや、そうではありません。

順を追って説明します。

血液にのって、テストステロンが毛根部にある「毛乳頭」に到達します。

すると、「5α-リダクターゼ」という還元酵素によって、より強力な「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪玉の男性ホルモンに変化します。

このDHTが厄介者です。

毛乳頭には、DHTと反応する「レセプター(受容体)」というものがあり、DHTがレセプターと反応すると、脱毛を促す「TGF-β1」というタンパク質や「DKK1」という脱毛因子を分泌するのです。

小難しい話になってしまったので、簡潔に記載すると、

  • テストステロンという善玉の男性ホルモンが毛根に到達する
  • テストステロンがDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉の男性ホルモンに変化する
  • 脱毛因子が分泌される

というわけです。

髪が生え始めてから生え変わりまでのサイクルを「ヘアサイクル(毛周期)」と呼びます。

ヘアサイクルには、大きく分けると3つの段階があり、「成長期」→「退行期」→「休止期」→「成長期」→・・・というように繰り返し、髪は生え変わっています。

毛髪が伸びる期間である成長期は通常2~6年ですが、AGAが発症し、脱毛因子によってヘアサイクルが乱れてしまうと、成長期が数ヵ月~1年と極端に短くなってしまいます。

その結果、髪が太く長く成長できなくなり、薄毛になってしまうのです。

細かい話になりますが、DHT(悪玉の男性ホルモン)と反応するレセプターは前頭部(生え際)や頭頂部(つむじ周辺)には多く存在しますが、側頭部(頭の横側面)や後頭部(頭の後ろの方)には存在しません。

そのため、AGAの人は、サザエさんの波平さんのように、生え際やテッペンが集中的に薄くなってしまうのです。

また、このレセプターとDHTのくっつきやすさ(レセプターの感受性)は遺伝しやすいと言われています。

家族・親族が薄毛だと、自分も薄毛になりやすいという話はここから来ているのです。

ちなみに、女性の体内にもテストステロンは存在するため、女性の中にもAGAのように薄毛が進行する方がいます。

男性ホルモンの影響で女性に生じる薄毛を「女性男性型脱毛症(FAGA)」と言います。

女性型脱毛症「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」という総称の中に、「FAGA」があるイメージです。

AGAってどうやって診断するの?

自分がAGAかどうかってどうやって判断するの?

AGAは男性ホルモンの影響で症状が進行するため、男性ホルモンの影響を受けやすい前頭部(生え際)や頭頂部(つむじ周辺)が薄くなっているかどうかが1つの判断基準となります。

また、「男性ホルモンの影響を受けやすい体質かどうか」という遺伝子情報が遺伝しやすいことがわかっているため、家族や親族に薄毛の方がいるかどうかも判断のポイントです。

具体的には、次の項目に2つ以上当てはまると、AGAである可能性が高いといえます。

自身の症状と比較して確認してみましょう。

  • リスト家族や親族(特に、母方の祖父)に薄毛の人がいる
  • 前頭部(額)の生え際が後退しているような気がする
  • 頭頂部(つむじ周辺)の毛量が減り、地肌の面積が増えているような気がする
  • 枕元やシャンプー時の抜け毛が増えたような気がする
  • 髪が細くなると同時に、コシがなくなり、髪全体のボリュームが減ったような気がする
  • 髪がセットしにくくなったような気がする

上記の項目に反し、側頭部(頭の横側面)や後頭部(頭の後ろ側)に薄毛の症状が見られる場合は、AGA以外の脱毛症の可能性が考えられます。

その場合は、皮膚科などの医療機関の受診をおすすめします。

AGAはどうやって治療するの?

AGAにはどんな治療方法があるの?

AGAは皮膚科や、AGAを専門に扱う「AGAクリニック」で治療することができます。

国内で普及している治療方法は次の3つです。

投薬治療

最も基本的な治療方法です。

悪玉の男性ホルモンの影響を抑える内服薬を飲んだり、薄くなっている箇所に直接塗布する外用薬を使用したりします。

治療薬には、次の2種類があります。

守りの薬

守りの薬」は、脱毛を促す「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪玉の男性ホルモンが作られるのを抑える効果のある薬です。

フィナステリド」や「デュタステリド」という医薬品が守りの薬に該当します。

フィナステリドは「プロペシア」、デュタステリドは「ザガーロ」という商品名でよく知られています(他の商品もあります)。

血中の有効成分を安定させるために、1日1錠決まった時間帯に内服します。

フィナステリドよりもデュタステリドの方が薄毛抑制効果が1.6倍高いと言われており、その分、デュタステリドの方が高価です。

内服すると、必ずと言っていいほど生じる副作用が「初期脱毛」です。

初期脱毛は、乱れたヘアサイクルが正常に戻る際に、抜け毛が一気に増える症状です。

その他の副作用には、内服した1%前後の方に、性欲減退、勃起不全、精液量減少、うつ症状、肝機能障害などの症状が現れたという臨床試験結果があります。

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フィナステリドデュタステリド
効果
デュタステリドには劣る

フィナステリドの1.6倍
副作用・初期脱毛 ・性欲減退 ・勃起不全
・精液量減少 ・うつ症状 ・肝機能障害
相場3,000~8,000円/月4,000~1,1000円/月
備考1日1回内服
表 フィナステリド・デュタステリドの効果/副作用/相場

上表のように、価格がクリニックによって大きく異なるので、なるべく安価に購入できるクリニックを見つけることが非常に大切です。

《Coming soon…》フィナステリドとデュタステリドの違いを徹底解説!

《Coming soon…》【薄毛・AGA】おすすめクリニック○選!

攻めの薬

攻めの薬」の役割は、血流促進と毛根活性化により発毛を促進することです。

攻めの薬だけでも薄毛の改善効果は認められています(リアップX5の効果を示す臨床データ)が、AGAの根本原因である男性ホルモンの作用を抑えることはできないので、通常、守りの薬と併用します。

攻めの薬は、「ミノキシジル」という名称で広く普及しています。

ミノキシジルには、外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)があり、それぞれ効果や副作用が異なるので注意が必要です。

外用薬はドラッグストアなどでも売られていますが、内服薬は医師の認可がなければ購入できません

ミノキシジル(内服薬)のよくある副作用として、「多毛症」があります。

これは頭髪だけでなく、全身の体毛が濃くなる症状です。

また、ミノキシジルには、血管を拡張させることで血流を促進させる効果があります。

そのため、「血圧低下」や、たくさんの血液を送り出すために心臓が活発化することによる「動悸」、「息切れ」などの副作用もあります。

心臓などに病気をわずらっている方は特に注意が必要なので、きちんと医師に相談の上、内服するようにしてください。

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ミノキシジル内服薬外用薬
効果
外用薬より効果大

内服薬には劣る
副作用
・多毛症  
・動悸   
・息切れ  
・むくみ  
・血圧低下 
・肝機能障害

・頭皮のかぶれ
・赤み    
相場3,000~8,000円/月4,000~12,000円/月
備考1日1回内服塗りムラや液だれに注意
表 ミノキシジルの効果/副作用/相場

【Coming soon…】ミノキシジルの効果と副作用を徹底解説

薄毛レベルと相場

下表は、AGAの進行レベルと、AGA治療薬の服用パターンを表したものです。

(クリニックによっては、他の服用パターンもあります。)

AGAが進行するほど薬の数が増えて費用がかかるのに加え、薄毛の改善までに期間がかかるため、なるべく早く治療を開始することが大切です。

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薄毛レベル薬の種類相場

薄毛が少し気になる方
フィナステリド
(守り、内服)
2,000~5,000円/月

薄毛が進行している方
フィナステリド
(守り、内服)

ミノキシジル
(攻め、内服)
3,000~10,000円/月

薄毛がかなり進行している方
デュタステリド
(守り、内服)

ミノキシジル
(攻め、内服)

ミノキシジル
(攻め、外用)
8,500~16,000円/月
表 薄毛レベルと薬/相場の関係

注入治療(メソセラピー)

薄毛箇所に発毛を促す「成長因子」と呼ばれる成分や「ミノキシジル」を注射器で直接注入する治療方法で、「メソセラピー」ともいいます。

毛根の細胞を活性化させ髪の成長を促すことで、より早く薄毛治療の効果を引き出す効果があると言われています。

一般的には、2~4週間間隔の施術を6~12回継続することで効果を発揮します。

内服薬や外用薬の投薬治療だけでは満足できない場合や、一刻も早く髪を生やしたい場合に行うことが多い治療法です。

注入治療は、AGAクリニックによって注入する成分が違うため、クリニック毎の価格差が非常に大きくなっています。

参考として、いくつかのクリニックの価格を下表に記載します。

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クリニック内容/価格
湘南AGAクリニック【ジェットメソ BENEV】
13,860~19,800円/回
【クイックメソ BENEV】
13,860~19,800円/回
駅前AGAクリニック【オーダーメイドAGA発毛メソセラピー】
39,600~69,300円/回
ウィルAGAクリニック【LHDV頭皮注入治療】
100,000~120,000円/回
表 注入治療(メソセラピー)の価格例

自毛植毛

自毛植毛」とは、その名の通り、自分の毛髪を自分自身に植毛する治療方法です。

具体的には、AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の髪を、髪を生やしたいエリアに毛根ごと移植することで、半永久的に髪を生やことができる技術です。

10年以上前は、自分の髪ではない「人工毛」を植えることもありましたが、頭皮に自分の身体の一部ではない異物を植える「人工毛植毛=増毛」は、拒否反応が起こり、腫れや炎症などが生じる恐れがありました。

初めて聞く方には馴染みがないかもしれませんが、現在「自毛植毛」は薄毛の治療方法の1つとしてしっかりと確立されています。

自毛植毛は、元々あった髪や移植した髪がAGAの影響で抜けないようにするために、投薬治療と並行して行うのが一般的です。

自毛植毛は初期費用が高い点や、移植した髪が生えそろうまでに1年程度かかるといったデメリットはありますが、移植した髪はほぼノーメンテナンスで良く、しかも半永久的に生え続けるという大きなメリットがあります。

価格の参考として、いくつかのクリニックの価格を紹介します。

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クリニック価格
基本料金グラフト費500グラフト時1,000グラフト時2,000グラフト時
湘南AGA
クリニック
0円720円36万円72万円144万円
アスク井上
クリニック
22万円880円66万円110万円198万円
アイランドタワー
クリニック
22万円990円71.5万円121万円220万円
親和
クリニック
22万円990円71.5万円121万円220万円
表 自毛植毛の価格例

《Coming soon…》【自毛植毛】おすすめクリニック○選!費用・口コミを徹底調査

その他の治療方法

上記の「投薬治療」、「注入治療」、「自毛植毛」の3つが国内では主流ですが、それ以外の治療方法をいくつか紹介します(根本的に「AGA治療」でないものもあります)。

低出力レーザー治療

低出力レーザー治療「LLLT:Low Level Laser Therapy」は、人体に悪影響を及ぼさないほどの低い出力のレーザーを頭皮に当て、毛母細胞の活性化や血流の改善による発毛を狙った治療です。

専用の機器を購入すれば、自宅でも治療を行うこともできます。

週に1~3回レーザー照射が必要な点や、機器がそこそこ高額という点はデメリットですが、痛みや副作用がほぼなく、男女問わず行えるというメリットがあります。

育毛剤

頭皮を清潔に保ったり、血行を促進したりするなどして、髪が育ちやすく抜けにくい環境を作ることが目的です。

薬局などで市販品を入手しやすく、価格も1本あたり5,000~10,000円程度とそこそこリーズナブルです。

しかし、既にある髪を維持するためには有効ですが、ない髪を生やす効果はないため、根本的なAGA治療とは言えません。

育毛シャンプー

こちらも育毛剤と同様に、頭皮環境を改善し、既存の髪を維持することには有効と考えられますが、AGAの根本原因を潰すことはできません。

育毛サロン

育毛サロン」とは、髪が成長しやすいように、頭皮環境を整えてくれるお店のことです。

頭皮(毛穴)の洗浄やマッサージによる血行促進、育毛剤の塗布などをしてくれます。

ただし、育毛サロンは医療機関ではないので、AGA治療薬などの処方は実施していません。

薄毛の原因が悪化した頭皮環境にある場合は、育毛サロンでも薄毛が改善する可能性がありますが、男性ホルモンが原因のAGAの場合は、育毛サロンで薄毛が改善することはありません。

増毛

人工毛を使って髪を増やす手法です。

既にある髪に人工毛を結び付けたり、人工毛を頭皮に直接接着したり、頭皮に作った毛穴に人工毛を埋め込んだりする方法があります。

定期的なメンテナンスが必要な点や、人工毛を埋め込むと拒絶反応が起こる恐れがある点から、あまりおすすめできない手法です。

ヘアタトゥー

専用の染料と針を使用して、頭皮に色素を注入することで、髪が生えているように見せる技術です。

個人差はありますが、一度施術すれば2~3年は効果が持続します。

薄毛に限らず、傷跡で毛が生えてこない箇所にも施術可能です。

ただし、ヘアタトゥーで長髪を表現することはできません。

坊主や短髪の方、あるいはつむじや傷跡など、頭皮が目立つ箇所を隠したい方向けの施術です。

かつら(ウィッグ)

「かつら(ウィッグ)」は、薄毛箇所に装着して、薄毛を隠したり、別の髪型に見せたりするアイテムです。

人工毛でできたタイプと、人毛でできたタイプの2種類があります。

かつらは「ズレる」、「バレる」といったネガティブな印象を持つ方が少なくないと思いますが、最近のかつらは高品質で、髪や皮膚を本物そっくりに作り出すことができます。

簡単に装着できるので、短時間で薄毛が気にならない理想の髪型を実現可能です。

ただし、自分にあったかつらをフルオーダーすると、数万円~50万円ほどの金額がかかるのに加え、定期的なメンテナンスも必要なため、費用がかさみます。

また、装着箇所が蒸れやすく、頭皮環境が悪化しやすいという難点もあります。

おすすめのAGA治療はどれなの?

結局、どの治療方法がおすすめなの?

断言します。

まずは、投薬治療から始めてください。

投薬治療がおすすめな理由

その理由は、

からです。

クリニックに出向く必要がない

最近では、多くのAGAクリニックで「オンライン診療」を取り扱っています。

オンライン診療とは、病院やクリニックに来院することなく、自宅でスマホやパソコンを使用して、問診から薬の受け取りまでを完結できる診療方法のことです。

クリニックの多くは都市部にあるため、お住まいによっては通うのが困難な場合もありますが、オンライン診療であれば、どこに住んでいようと簡単に治療を受けることができます。

比較的安価に治療できる

オンライン診療専門のクリニックでは、受付員や清掃員などの人件費や、待合室や診察室などの顧客スペースを削減できるため、来院が必要なクリニックと比較して割安な治療を受けることができます。

AGAを治療していることが人にバレる心配がない

オンライン診療のおかげで、クリニックへの出入りが人に見られる心配がありません

その上、治療薬の入った宅配物の中身がわからないように配慮してくれるため、家族にバレるリスクも少ないです。

投薬治療の注意点

投薬治療は最もおすすめの治療方法ですが、気を付けなければならない点もあります。

薬を止めると再びハゲる

AGA治療薬を服用して髪が生えたからといって服用を止めてしまうと、せっかく正常に戻ったヘアサイクルが再び乱れてしまい、薄毛に逆戻りしてしまいます。

つまり、AGAは一生向き合っていかなければならない病気なのです。

そのため、AGAクリニック選びの際には、なるべく安価に薬を購入できるクリニックを探すことが非常に重要です。

AGA治療薬が身体に合わない場合がある

薬の副作用とは別に、薬が身体に全く合わずに、吐き戻してしまったりする場合が極まれにあります

大部分のクリニックでは、まとめ買いするとお得に治療薬を買えるので、ついまとめ買いしたくなってしまいますが、最初だけは単月分を購入するようにしてください。

幸いにも、「初月無料」といった割引を掲げているクリニックがたくさんあるので、お得な初月割引を利用しましょう。

自由診療なので保険が適用されない

AGAを発症している身からすると、本当に命が削られるほど辛い病気ですが、直接的に命に関わる病気ではないため、保険が適用されません

全て自費となることを心に留めておいてください。

個人輸入での購入はリスクを伴う

クリニックや皮膚科よりも安価に、かつ医師の処方せんがなくても購入できることから、薬を個人輸入で入手する方もいます。

しかし、下記のようなリスクがあることから、個人輸入はあまりおすすめしていません。

  • 副作用や健康被害にあったときに相談できる医師がいない
  • 海外の薬は日本人の体質・体格に合わない場合がある
  • ニセモノの可能性がある

安心安全に治療を進めたいのであれば、きちんと有効成分の含有が証明されているAGAクリニックの薬を処方してもらうことをおすすめします。

AGA治療の成功事例ってないの?

髪が生えてきた成功例はないの?

あります。

AGAクリニックのホームページに行けば、治療前後の比較写真がたくさん載っていますが、ここでは、私自身の成功例をお見せしましょう。

治療前(32歳)

髪を下した状態です。

一見、ハゲているようには見えませんが、前髪を上げるとこうなります。

ヒドいですね…。

M字ハゲで両サイドが3~4cm後退しているのに加えて、生え際のド真ん中も髪が無くなってしまっています。

この頃は人前に出るのが本当にイヤで、外出時は地肌が見えないようにワックスでしっかりとセットして、セットが崩れないようにスプレーでガチガチに固めていました。

思い出したくない過去ですね。

投薬治療スタート

私は地方に住んでいるので、近くにAGAクリニックなんて当然ありませんでした。

まだオンライン診療が普及したてでしたが、インターネットで探すとオンライン診療を取り扱っているクリニックが何件かヒットしたので、なるべく信頼できそうなクリニックを選びました。

服用した薬は次の3つです。

  • デュタステリド 0.5mg錠(内服薬、守りの薬)
  • ミノキシジル 5mg錠(内服薬、攻めの薬)
  • ミノキシジル 60ml/5%(外用薬、攻めの薬)

このプランを選んだ理由は、医師のおすすめプランの1つであったことと、私自身がなるべく早く薄毛を直したかったからです。

今になって考えると高額ですが、月額15,000円のプラン(正確には、1年分(18万円)を一括払い)で治療を開始しました。

治療開始から1ヵ月

AGA治療薬を飲むと、必ずと言っていいほど生じる副作用が「初期脱毛」です。

実は私、薄毛治療で抜け毛の本数がどれくらい変わるのかを調べるために、洗面所やお風呂の排水溝に溜まった抜け毛を2年近くカウントしていました。

特に、お風呂では、きちんと水切りネットを使用して抜け毛を集めていたので、かなり正確な数字が出ていると思います。

抜け毛カウントの結果、薬を飲み始めてから2週間ほどで初期脱毛が始まりました

治療前、1日あたり100~150本あった抜け毛が、なんと300~500本に増加しました。

シャンプー時に指で髪をかき分けると、指に抜け毛が無限に絡みついてきたのをよく覚えています。

抜け毛が数倍増加したのは正直驚きましたが、「初期脱毛は薬が効いてる証拠!」と信じ、薬を継続しました。

治療開始から2ヵ月

産毛が生え、目に見えて薄毛が改善してきたのがこの頃です。

産毛のおかげで、肌色のエリアが明らかに縮小していることがわかります。

初期脱毛によって増えていた抜け毛は、この頃には1日に100本程度にまで減少していました。

治療開始から4か月

生えてきた産毛が伸び、元々M字にハゲていた肌色のエリアがほとんどわからなくなりました

1日あたりの抜け毛の量は、50本前後で安定していました。

治療開始から6か月

M字ハゲのエリアに生えた髪がさらに伸び、元々あった前髪とほぼ一体化しました。

ハゲていたことがほとんどわからないくらいです。

治療開始から8か月

治療前に、存在感を見せつけていたM字ハゲが、治療開始から6~8ヵ月でほぼなくなりました

下の写真が前髪を下した通常状態です。

M字ハゲがほぼ解消したことで、治療前は絶対に不可能だった「前髪を分ける」ことができるようになりました。

(照明のせいかもしれませんが)治療後の方が髪にコシやツヤがあるようにも見えます。

下の写真が頭頂部です。

治療前よりも肌色の面積が縮小しています。

治療は前頭部のM字ハゲだけでなく、頭頂部のO字ハゲにも有効といえます。

上記のように、私は治療開始から6~8ヵ月ほどの期間で、薄毛を改善・解消することができました。

(AGA治療薬の効果には個人差があります。)

僕も早く治療を始めたくなったよ!

下記のリンクでは、私の体験談をさらに詳細に記載しているので、気になる方はどうぞご覧ください。

《Coming soon…》【AGAクリニックに通う必要無し!】8ヵ月のオンライン診療で薄毛を改善させた体験談 

まとめ

本記事では、薄毛・AGA治療の種類と費用、そして、おすすめの治療方法をお伝えしました。

おさらい
  • 「薄毛」は頭髪が薄くなること! 「AGA」は男性ホルモンが原因の脱毛症のこと!
  • AGAはジヒドロテストステロン(DHT)という悪玉の男性ホルモンが原因で起こる!
  • AGAは生え際やつむじ周辺が薄くなっているか、家族・親族に薄毛の人がいるかで判断する!
  • AGAは「投薬治療」、「注入治療」、「自毛植毛」で治療する!
  • おすすめの治療方法は「投薬治療」!
  • 半年~8ヵ月で薄毛が改善した事例を紹介!
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